今月の主題 内科医が診る関節リウマチ
関節リウマチ患者の診かた
関節の画像診断
佐川 昭
1
,
成田 明宏
1
,
辺見 美穂子
1
1札幌山の上病院リウマチ膠原病センター
pp.762-765
発行日 2005年5月10日
Published Date 2005/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100132
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
画像診断は,病態の把握に加え,近年は早期RA診断のためや,生物学的製剤による関節破壊進行の抑制や改善の所見を評価する手法へと変化してきている.
超音波機器は近年の進歩により軟部組織の詳細や血流の程度まで把握することが可能になり関節病変の分析に有用である.
MRI法の利点は,軟部組織,骨髄病変,組織の性状評価や,任意の断面の観察が可能で,X線被曝がないことであり,早期RA発見にも有用である.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.