プライマリケア医もできる! 関節リウマチ診療 プライマリケア医もできる関節リウマチ診断
骨びらんを起こさない 画像診断の使い方
谷村 一秀
1
,
成田 明宏
,
坂本 文彦
,
青木 悠子
,
清水 昌人
1北海道内科リウマチ科病院
キーワード:
X線診断
,
滑膜
,
関節リウマチ
,
局所血流
,
MRI
,
超音波診断
Keyword:
Arthritis, Rheumatoid
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Regional Blood Flow
,
Radiography
,
Synovial Membrane
,
Ultrasonography
pp.1121-1125
発行日 2016年5月1日
Published Date 2016/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2016214739
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関節リウマチの診療現場では,単純X線,MRIおよび関節エコーが画像検査機器として用いられている.関節エコーで観察される異常滑膜血流は,関節局所の炎症と強く関連しており,罹患関節の予後を示す指標となる.骨びらんを起こさないためには,診察所見・血液検査・単純X線検査に加え,MRIや関節エコーなどの画像検査を組み合わせて総合的に診療することが重要である.
©Nankodo Co., Ltd., 2016