今月の主題 肥満症―診断・治療の新展開
肥満症―減量により改善する病態
脂質代謝異常
小竹 英俊
1
,
及川 眞一
2,3
1仙台赤十字病院検診センター
2日本医科大学第三内科
3日本医科大学内分泌代謝内科
pp.225-227
発行日 2005年2月10日
Published Date 2005/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100014
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ポイント
内臓脂肪型肥満にみられる脂質代謝異常は高TG血症・HDL-C血症が特徴的である.
内臓脂肪型肥満ではレムナントリポ蛋白の増加やsmall dense LDLの出現も指摘されている.
肥満症に合併した脂質代謝異常の是正には,身体的活動量の増加や脂肪摂取制限などのライフスタイルの適正化が最も重要である.
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