連載 地方分権による保健医療福祉活動の展開・7
「健康日本21」地方版と自治体の役割
松田 正己
1
,
鈴木 千智
1
,
奥野 ひろみ
1
,
梅藤 薫
2
,
林 敬
3,4
,
水野 敦広
5
1静岡県立大学看護学部
2北遠健康福祉センター健康増進課
3前北遠健康福祉センター健康増進課
4現静岡県健康福祉部疾病対策室
5静岡市保健福祉部
pp.522-526
発行日 2002年7月15日
Published Date 2002/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902771
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はじめに
平成13年5月の厚生労働省の調査では,全国の市町村において,「健康日本21」の地方計画を策定済み(129),あるいは,策定中(118),策定予定(1,048)を合わせて,1,295市町村が地方計画に取り組んでおり,この数は全3,173市町村のうちの1/3程度に留まっている1).
本稿では,平成12年から「健康日本21」に取り組み始めている静岡県と静岡市の取り組みの実際をご紹介させていただきながら,自治体の役割について考えてみたい.
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