特集 現代の保健婦—その課題と展望
介護保険制度の推進に対し市町村の保健婦はどのような役割を担うのか
荒井 幸代
1
1大分県佐伯市保険年金課介護サービス係
pp.792-794
発行日 2000年11月15日
Published Date 2000/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902397
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佐伯市の概要
佐伯市は,図にみるように宮崎県境に接し,総面積は197,30Km2,人口は51,196人(平成12年4月1日現在)の大分県南部の中核都市です.65歳以上人口は10,815人で高齢化率は21.1%,後期高齢者は4,470人(8.73%)となっています.総世帯数19,540世帯のうち,1人暮らしの高齢者世帯2,187世帯(11.2%),高齢者のみの世帯1,665世帯(8.5%)で,高齢化に対応する施策は,周辺8町村の軒並み30%を超す高齢化の進行と相まって,圏域全体の喫緊の課題となっています.
このような佐伯市,周辺8町村の高齢化のなかで,保健婦として活動してきた経緯,本市の介護保険への対応を述べ,介護保険制度下で市町村保健婦が今後どのような役割を担っていくのかを考えてみたいと思います.
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