活動レポート
中学生への喫煙防止教育と喫煙に対する態度および信念の変化
大見 広規
1
,
望月 吉勝
2
,
廣岡 憲造
3
1北海道江別保健所
2旭川医科大学看護学科地域保健看護学講座
3旭川医科大学医学科公衆衛生講座
pp.580-584
発行日 1999年8月15日
Published Date 1999/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401902134
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未成年からの喫煙は,成人後の喫煙と比べ,将来の虚血性心疾患やがんの危険率を高めることが確認されている1).しかし,最近,未成年者の喫煙が増加傾向にある2,3).
これを防止するための教育的介入がされ,その効果の評価に生徒の喫煙に対する態度および信念が用いられてきた4,5,6).このような試みは,多くは高校生に対し行われてきたが,喫煙開始年齢が若年化したことを考え,中学校2年生を対象とする喫煙防止教育で効果の評価を行った.
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