特集 骨粗鬆症の予防戦略
検診方法の特徴と課題
林 𣳾史
1
1東京都リハビリテーション病院
pp.402-405
発行日 1994年6月15日
Published Date 1994/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401901051
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◆はじめに
骨粗鬆症の予防戦略に用いる検診の流れの中での主な骨量計測法のそれぞれの特徴については,各担当筆者により記載されている.そこで本稿ではこれら3つの骨量計測法を,骨粗鬆症検診システムの中でどのように特徴づけて生かしていけばよいのかについて述べていく.また,今回の特集で,項目としては取り上げられていない問診表,臨床血液・尿検査による骨代謝マーカー計測を,骨量計測とどのように組み合わせていけば各骨量計測法の欠陥を補い,より有効な予防戦略となりうるのかについても述べていく.
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