特集 一般医のためのエコー活用法
Ⅳ.腹部
状況からみた腹部エコー
集団検診の現状と課題
三原 修一
1
1日本赤十字社熊本健康管理センター
pp.385-390
発行日 2007年11月30日
Published Date 2007/11/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402103098
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筆者らは,1983年8月から,人間ドックおよび地域・職域集団検診に腹部超音波スクリーニングを導入し,この24年間に延べ150万人以上の検診を行ってきた.その目的は,従来の検診では発見できなかった疾病,特に悪性疾患の早期発見であり,その成果については,これまでにも数々の報告を行ってきた1~7).本稿では,腹部超音波検診の方法と成績を紹介し,検診の確立と普及に向けての課題と将来展望について述べてみたい.
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