特集 21世紀に向けたヘルスマンパワー計画
ヘルスマンパワーのニードと将来像—公衆衛生医師・歯科医師
外山 千也
1
Senya TOYAMA
1
1厚生省健康政策局計画課
pp.527-529
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900620
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◆はじめに
地域保健活動の中心的役割を果たす保健所において,その中で特に技術的活動を伴う医師,歯科医師の重要性は,ますます高まりつつある.
表1は,その人数の推移を示しているが,横ばい状態に近く,十分とはいえない.こうした公衆衛生分野に携わる医師,歯科医師の確保については,昭和32年から現在まで,公衆衛生修学資金貸与法に基づき,医学部,歯学部の学生であって,将来保健所に勤務しようとするものに対し,修学資金を貸与するという措置が取られている.それに関連する通知と実績を示す(表2).
今後両者は質的・量的にどのように変化していくのであろうか.
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