保健行政スコープ
高齢者保健福祉10か年戦略(ゴールドプラン)の推進と看護職員の確保
大井田 隆
1
1厚生省大臣官房政策課
pp.142-143
発行日 1992年2月15日
Published Date 1992/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900529
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1.高齢者保健福祉推進10か年戦略(ゴールドプラン)の概要
どこの国も経験したことのない超高齢化社会を迎えるに当たり,21世紀をすべての人々が健康で,生きがいを持ち安心して生涯を過ごせるような社会としていくために,残された10年の間に,高齢者の保健福祉サービスの分野における基盤を早急に整備することが必要になった.このため,平成2年度から平成11年度までの10年の間に緊急に取り組むべき施策について,目標を掲げ強力に推進していくこととし,平成元年12月に大蔵・自治・厚生3大臣合意の下に策定されたものが「高齢者保健福祉推進10か年戦略(ゴールドプラン)」である.
ゴールドプランは,高齢者の保健福祉サービスを大幅に拡充していこうとするものであり,7項目の重点項目を住に進めることとしている.以下にその内容を示す.
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