特集 梅毒急増! 性感染症対策最前線
医療の確保—梅毒を見逃さないための診療の基本
小堀 善友
1
,
吉田 直人
1
,
定岡 侑子
2
,
尾上 泰彦
2
1プライベートケアクリニック東京 東京院
2プライベートケアクリニック東京 新宿院
キーワード:
梅毒
,
TP
,
梅毒トレポネーマ抗体
,
RPR
,
非トレポネーマ脂質抗体
,
ベンジルペニシリンベンザチン水和物
Keyword:
梅毒
,
TP
,
梅毒トレポネーマ抗体
,
RPR
,
非トレポネーマ脂質抗体
,
ベンジルペニシリンベンザチン水和物
pp.294-301
発行日 2024年3月15日
Published Date 2024/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210259
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ポイント
◆梅毒診断には問診が重要であり、性風俗の利用や不特定多数の性交渉がある場合は梅毒感染のリスクが高い。
◆TPとRPRという2つの抗体価で感染や治療が評価できるが、検査結果だけでなく問診・視診・触診の総合的判断が必要である。
◆基本的にはペニシリンによって治療を行い、早期の場合では1回の注射だけで治療を終了することができる。
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