特集 結核低まん延から結核ゼロへの課題と展望—外国生まれ結核患者への対応
移民を対象とする結核対策の動向—結核低まん延から根絶前期を目指す欧州連合・経済地域からの学び
小野崎 郁史
1
1(公財)結核予防会国際部
キーワード:
移民の結核
,
外国出生者の結核
,
結核スクリーニング
,
結核感染
,
欧州連合・経済地域
Keyword:
移民の結核
,
外国出生者の結核
,
結核スクリーニング
,
結核感染
,
欧州連合・経済地域
pp.4-13
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210212
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ポイント
◆移民(外国出生者)の結核の早期発見・発症予防なしに、SDGsやEnd TB Strategy目標の達成、ひいては結核の終息は困難である。
◆入国前後のスクリーニングを超えた継続的な配慮と医療へのアクセスの確保が肝要である
◆学会を含む市民社会の役割や国際連携など欧州連合・経済地域から、日本が学べる点は多い。
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