特集 これからの結核対策—ポストCOVID-19における結核低まん延下の結核対策を考える
低まん延状況における結核対策の方向性
加藤 誠也
1
1公益財団法人結核予防会結核研究所
キーワード:
低まん延
,
高齢者
,
外国出生者
,
患者中心の予防と支援
,
技術開発
Keyword:
低まん延
,
高齢者
,
外国出生者
,
患者中心の予防と支援
,
技術開発
pp.394-400
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401210041
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ポイント
◆欧米の多くの先進国が経験したような罹患率の逆転上昇を起こすことがないように、低まん延状況に応じた対策を着実に実行するため、人員・体制・予算を確保する必要がある。
◆高齢者および外国出生者などのハイリスクグループに対する患者発見・発病予防・医療支援を強化する。
◆罹患率の低下を加速化させるために、革新的な技術の研究・開発および導入を推進する。
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