特集 健康的な住まいが欲しい!—暮らしやすくて,寿命も延びる
世界保健機関(WHO)による「住宅と健康のガイドライン」
東 賢一
1
1近畿大学医学部環境医学・行動科学教室
キーワード:
住宅と健康のガイドライン
,
WHOガイドライン作成グループ
,
GRADEアプローチ
Keyword:
住宅と健康のガイドライン
,
WHOガイドライン作成グループ
,
GRADEアプローチ
pp.432-437
発行日 2021年7月15日
Published Date 2021/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209653
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【ポイント】
◆WHOは住宅に関わる健康リスク要因を包括的に取りまとめた「住宅と健康のガイドライン」を作成した.
◆「住宅と健康のガイドライン」は,過剰な暑さや寒さ,住居内の過密性,住居内のアクセスのしやすさ,傷害要因に対する安全性の4項目に対する新たなガイドラインである.
◆飲料水質,空気質,有害物質(石綿,鉛,ラドン),騒音,受動喫煙等の既往のガイドラインの要約を加えて包括的なガイドラインとした.
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