--------------------
あとがき/投稿申し込み書/著作財産権譲渡同意書
阿彦 忠之
pp.764
発行日 2020年11月15日
Published Date 2020/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209514
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
京都大学の公衆衛生専門職大学院が設立20周年を迎えた2020年現在,MPHを取得できる大学院が20校に増えていることを,本特集の企画段階で初めて知りました.20校全てのMPH教育の現状などを詳しく紹介することはできませんでしたが,今回の特集で玉稿をいただいた先生方のご苦労とMPH教育への深い情熱を感じました.
大学院は20校に増えましたが,川上憲人先生は「現在の主要課題は教育の質保証と新しいコンピテンシーの確立である」と要約しています.MPH教育では,公衆衛生に関する専門知識を習得するだけでなく,公衆衛生の実践に必要なリーダーシップやコミュニケーション能力,パートナーシップ構築などの能力や特性を磨くことも必須ということで,教育校共通の日本版MPHコンピテンシーが公開された経緯についても知ることができました.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.