視点
公衆衛生の一端を担う保健所・環境衛生監視員の今後を考える
中臣 昌広
1
1一般財団法人日本環境衛生センター
pp.2-3
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209298
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今,公衆衛生の背景を知る
2019年2月に,兵庫県神戸市内の雑居ビルで飲み水のノロウイルス汚染事故があった.事件の後,若手の保健所担当者は,こう話した.
「ビルの躯体を利用した地下型受水槽を見るのは初めてでした.経験を積んだ環境衛生監視員は定年していなくなり,経験が少ない残った者でやっています」
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