視点
これからの公衆衛生を担われる皆さまへ
廣瀬 浩美
1,2
1愛媛県今治支局
2愛媛県今治保健所
pp.714-715
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209240
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公衆衛生医師になった動機
公衆衛生医師歴32年,定年まであと7年の県型保健所長の私が公衆衛生医師になったのは,学生時代に結婚・出産し,安定した生活・子育てと仕事を両立させるためでした(当時,学生時代の出産は珍しかったと思います).
公衆衛生医師のそれぞれの入職の動機は異なりますが,「公衆衛生マインド」という言葉があるように,プライマリーヘルスやヘルス・フォー・オールの気持ちを持ち,自分が汗をかくことで,少しでも社会や地域に貢献できたかなというやりがいを感じることや,地域の仲間とともに活動する喜びが仕事を続ける原動力になっていると思います.さまざまな仕事に関わり合いながら,いつの間にか令和の時代を迎えています.
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