トピックス 日本がん疫学研究会ワークショップ・レポート
喫煙対策
小川 浩
1
,
星 旦二
2
Hiroshi OGAWA
1
,
Tanji HOSHI
2
1愛知県がんセンター研究所疫学部
2国立公衆衛生院衛生行政学部
pp.404-409
発行日 1989年6月15日
Published Date 1989/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207953
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
◆はじめに
日本がん疫学研究会は昭和56年に発足した,会員数約230名の組織(代表世話人青木國雄名古屋大学医学部教授)である.毎年定期的に研究会を開催し,研究成果を単行本や学術専門誌特集号として刊行しているほか,適宜ワークショップを開催している.昭和63年12月18日に,「喫煙対策」を主題に,東京,国際研究交流会館においてワークショップが開催された(世話人:小川・星).がん予防に占める喫煙対策の重要性に鑑み,喫煙抑止に関する研究と実践についての理解を深める主旨のもとに,約80名の参加を得て,表に示すプログラム内容で行われた.
喫煙対策については,公衆衛生に従事する多くの方々が,今日何らかの形で,日常業務の中で係わりを持たれていると思われ,このワークショップの内容を紹介し,参考に供したい.
Copyright © 1989, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.