研究
浜松市におけるベトナム難民の寄生虫調査成績について—その意義と対策
佐野 基人
1
,
Guzman T. S.
1,2
,
記野 秀人
1
,
宇佐美 元章
3
,
飯島 久子
3
,
立川 治俊
3
Motohito SANO
1
,
Guzman T. S.
1,2
,
Hideto KINO
1
,
Motoaki USAMI
3
,
Hisako IIJIMA
3
,
Harutoshi TACHIKAWA
3
1浜松医科大学寄生虫学教室
2Department of Parasitology, Institute of Public Health, University of Philippines
3聖隷病院,浜松市
pp.711-715
発行日 1982年10月15日
Published Date 1982/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206600
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いわゆるベトナム難民は1970年頃から,アジアおよび欧米の各国に漂着ないし収容されはじめた.日本でも,その数こそ少ないが,日赤をはじめ各慈善団体が難民救済を行っている.
難民にかかわる政治的,道義的諸問題は複雑のようであるが,それが健康にかかわるとなると,重大問題で放置しておくことはできない.
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