資料
本邦で初めての集団発生をみた偽結核菌(yersinia pseudotuberculosis)感染症
大森 文太郎
1
,
高木 寛治
1
,
石田 立夫
2
,
井上 正直
2
,
中島 洋
2
,
伊達 寛子
3
,
小橋 千鶴子
3
Buntaro OHMORI
1
,
Kanji TAKAGI
1
,
Tatsuo ISHIDA
2
,
Masanao INOUE
2
,
Hiroshi NAKAJIMA
2
,
Hiroko DATE
3
,
Chizuko KOBASHI
3
1岡山県環境保健部
2岡山県環境保健センター
3倉敷南保健所
pp.205-212
発行日 1982年3月15日
Published Date 1982/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206497
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偽結核菌感染症の散発例については多数の報告があるが1,2,3,4,5,6),集団発生報告は少ない7).今回本邦で初めての集団発生を経験したので,その全容について述べる.
昭和56年2月,岡山県倉敷市児島の南西部に位置し,小企業の点在と競艇場が学区内に存在するが大部分は静かな住宅地にあるA小学校(在籍児童数883名,23学級)で188名の偽結核菌感染症患者の集団発生をみた.
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