日本列島
東海北陸胃集検の会—岐阜
井口 恒男
1
1岐阜県地域保健課
pp.150
発行日 1982年3月15日
Published Date 1982/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401206485
- 有料閲覧
- 文献概要
第11回東海北陸胃集検の会が56年11月20日津市において催された.7県の胃集検に従事する者が一堂に会し,研究討論する場として毎年1回催されており,今回は三重県の関係者多数をはじめ約100名ほどの会であった.
本会が丁度10年を経過したことから,「胃集検10年間をかえりみて」をテーマとし,各県からの演者9名によるシンポジウムが行われた.今回の大会長である田口光雄三重大学教授のユニークな挨拶にあるように,シンポジウム(「進歩」「自由」「夢」)を,進歩を目指し,自由に語り合い,未来への夢へとつながるものとして,各演者の発表内容も実のあるものであった.例年のことではあるが,大会長や大会事務局の努力により,本会開催を一つの節として各県のデータが集録され,抄録集に東海北陸7県の集検数,精検数,発見胃がん数等が一覧表に示されたことは,関係者の参考に資する点大きいものと思われる.
Copyright © 1982, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.