特集 がん対策—集団検診を中心として
医師会によるがんの集団検診
乳がん
藤間 弘行
1,2
1埼玉県医師会
2埼玉県外科医会・乳がん
pp.473-478
発行日 1979年7月15日
Published Date 1979/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205876
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■はじめに
がんの早期発見の方法として,集団検診が高く評価され,胃,子宮については全国的に実施され,多大の成果が上がっている.
わが国のがん死亡率は,胃・子宮がんによるものは減少しているのに,乳がんによるものは増加し,このままでは子宮がんより多くなり,今世紀末には米国並みの数になることが予想されている.乳がん集検の必要な所以である.
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