目で見る衛生統計 国際比較
1.人口動態統計(その1)
大森 文太郎
1
,
小田 清一
1
,
藤崎 清道
1
1厚生省統計情報部衛生統計課
pp.52-53
発行日 1979年1月15日
Published Date 1979/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205761
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戦後,医学の進歩と公衆衛生活動の進展により,わが国の衛生水準が飛躍的に向上したことは,誰しも疑いを入れぬところであろう.今回のシリーズは,そのような日本の衛生水準が国際的にどのような位置にあるのかを,総合的に再検討する目的で企画されたものである.
対象とした指標は人口動態・傷病統計が主で,そのほか,栄養・体格・環境などの指標がある.比較対象国としては,統計資料が整備されていて日本と比肩し得る衛生水準にある国々という点から,欧米のいわゆる先進諸国を対象とし,アメリカ,イギリス,フランス,スウェーデンの4カ国を選んだ.資料は,"Demographic Yearbook"(United Nations)と "World Health Statistics Annual(World Health Organization)" を主に使用し,そのほかは適宜他の資料を使用した.
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