発言あり
食糧危機
そ
,
ね
,
つ
,
な
,
ら
pp.819-821
発行日 1976年12月15日
Published Date 1976/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205302
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
危機打開努力は公衆衛生の任務
わが国の穀物の自給率は約40%に過ぎないという.60%は輸入に依存しているので,それが途絶するようなことが起きれば,自給力の低いわが国では,大変な混乱が生じてくることになる.食糧がなければ人間は生きていけない.と同時に,それは健康の維持増進の要をなすものであり,国家発展への基礎でもある.
敗戦前後の食糧難は,経験した人人が語ることも少なくなり,体験したことのない世代が国民の半数を越えようとしているのである.
Copyright © 1976, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.