調査報告
島根県における「脳卒中予防特別対策事業」の評価
関 龍太郎
1,2
,
亀家 朗介
1,2
,
多田 学
1,3
,
藤永 励子
3
,
山根 洋右
1
,
滝田 親友朗
1
,
能勢 隆之
1
,
菅村 昭夫
1
,
平井 和光
1
,
山家 靖弘
1
,
矢崎 誠一
1
,
小谷 勉
2
1鳥取大学医学部高血圧研究会
2島根県松江保健所
3島根県公衆衛生課
pp.501-506
発行日 1976年7月15日
Published Date 1976/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401205225
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はじめに
我が国の脳卒中による死亡は,昭和26年以来首位をつづけている.その対策の重要性は数多くの研究者によって明らかにされている1)〜8).
国においては,昭和44年度から3年間,脳卒中の半減を目標として,「脳卒中予防対策」をとりあげた.この事業の対象として,脳卒中粗死亡率が全国平均の2倍以上ある市町村の中から,44年度は秋田,福島,新潟,長野,島根,岡山の各県において,74地区を選び,45年度は,岩手,千葉,山梨,鳥取,高知,鹿児島の各県において,57地区を選び,それぞれ実施された.
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