特集 学校医
秋田県医師会の児童生徒血圧調査活動
五十嵐 信寛
1
1秋田県医師会
pp.275-277
発行日 1974年5月15日
Published Date 1974/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401204842
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医師会活動の中で最も重要なものに地域保健活動がある.各地の医師会がそれぞれ地域の特性に応じた問題をとりあげて調査や対策を行なっている.
秋田県は周知の如く,成人の高血圧や脳卒中の多発地域という特殊事情にある.秋田県当局も昭和45年に「脳卒中総合対策」を実施,更に昭和44年には県立脳血管研究センターを設立し,非常にユニークな研究が行なわれ,着実に成果をあげつつある.このような状況下において,昭和44年秋田県医師会は全県の小学校,中学校,高等学校の児童生徒約25万名の血圧調査を行なうことを決定しのである.
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