特集 公衆衛生の基本法をめぐって
討論記録
公衆衛生基本法制定は必要か—第23回日本公衆衛生学会医療保障自由集会から
東田 敏夫
1
1関西医科大学公衆衛生学教室
pp.30-34
発行日 1967年1月15日
Published Date 1967/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401203399
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現実の活動の中から生まれた基本法案
司会(東田敏夫・関西医大)最近「公衆衛生基本法」とか,「健康基本法」といわれる立法措置の構想が出され,今日の公衆衛生学会においても報告がありましたが,本日の集会はこの問題をめぐって自由な話し合いを進めたいと思います。法体系がありましても,この中において,地方自治の問題とが,実際に現場の衛生行政にさまざまな問題が関連しあって出てきます。そこでまず,この問題をとりあげ火つけ役となった研究グループの方に,その経緯,現時点でとりあげられた理由,などについて述べていただきたい。
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