学会印象記
第26回日本公衆衛生学会を聞いて
額田 粲
1
1東邦大学・公衆衛生学
pp.100-101
発行日 1969年4月1日
Published Date 1969/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541203627
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この学会の特色は,学会長・三浦京大名誉教授があいさつにいわれたように,学者・研究者だけの学会ではなく,公衆衛生のあらゆる分野の実務担当者が一丸となって,現在の行政の枠にとらわれず,国民の健康福祉を増進する方策を,自由に論議・検討することにある.
京都という地の利もあり,参加者は3500名におよんだが,学会長のことばどおり,シンポジウム・一般演題を通じ,公衆衛生の本質的の問題,具体的問題,本来のあるべき姿等々が,せまい行政の枠を離れ,自由な立場に立って論議された.
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