私はこう思う シンポジュウムをきいて
期待はむしろ今後にある
栗原 忠夫
1
1神奈川県衛生部
pp.37-38
発行日 1964年1月15日
Published Date 1964/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202776
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このシンポジュウムは自分自身が当初本学会の第1分科会長であった時,自分で企劃し,今度司会をして下さった橋本正己氏と相談をして中途まで進めてきたもので,むしろ責任の一端をになうものとして徒らな批判は出来ない立場にある。
保健所の問題をとりあげる場合,非常に広汎な論議になることは始めから想像していたので,そのための充分な用意をして可能な限り論議に具体性を持たせることを考えていたのであるが,実際やってみると資料の不足及びその配布方法等が思うようにゆかなかったため,所期するような運びにはならなかったようである。その責任は第1分科会長としての直接な責任の位置からは離なれたにしても,学会の中心的位置にあったのであるからまぬがれ得ないのは当然で,関係者に深くお詫しなければならない。
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