特集 保健所管理
保健所管理についてのセミナー
6.結核予防業務(その2)—患者管理を中心として
若松 栄一
1
,
今井 清
1
,
田中 正一郎
1
,
田中 明夫
1
,
重松 逸造
2
,
橋本 正己
3
1厚生省公衆衛生局結核予防課
2公衆衛生院疫学部
3公衆衛生院衛生行政学部
pp.50-53
発行日 1959年1月15日
Published Date 1959/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401202076
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〔事例発表〕
1.保健所の結核患者カード管理について 大阪市旭保健所長 長谷広
2.管内結核患者家族の発病について 兵庫県福崎保健所長 吉田 博義
保健所の行う結核予防事業において効率的な患者発見策は患者家族検診である。しかし管内の各種結核検診を全面的に担当している当保健所にあつて,尚且つ家族検診を管内全域に亘り滲透していくには検診能力の点において問題がある。私は当保健所が最近行つてきた住民検診,学校検診,家族検診の夫々の結果より結核患者家族の発病状況を追求したのでその大要を報告する。
(1)住民検診によつて得た結核患者家族の発病状況について(第1表)
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