研究報告
伝染性下痢症の伝染力に就いて—特にその家庭内二次罹患率の觀察
平山 雄
1
,
加藤 寬夫
1
1国立公衆衞生院 疫学部
pp.74-76
発行日 1954年2月15日
Published Date 1954/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201337
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緒言
欧米では以前から注目せられていた伝染性下痢症は,昭和22年以降わが国にも大流行を来し,われわれ疫学者に新らたな研究課題を与えた。本症の疫学に就いては,既に(1)小島,福見,石丸等によつて報告されている。われわれは今回伝染性下痢症の伝染力を中心とした疫学的研究を行つたので報告する。
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