研究報告
蛔虫寄生のこんなにすくない小學校(宇田川小学校)がある!
村江 通之
1
,
作野 廣
1
,
河津 博
1
,
村江 潤夫
1
,
坂口 平
1
,
美住 博子
1
,
遠藤 菊子
1
,
石丸 利之
1
1鳥取大学医学部衞生学教室
pp.37-40
発行日 1953年2月15日
Published Date 1953/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401201171
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由来蛔虫症は我国における寄生虫病中の第一位を占め,全国的に広く且つ濃厚に分布していた。それが戦時及び戦後の種々なる不自然な生活環境条件により増加して来た。
我国における蛔虫の感染状況に関しては,各種の官庁,団体,研究者の手に依つて行われた調査がおびたゞしい数にのぼつている。又地方的にも多くの資料がある。これらの成績は調査方法によつて多少実際よりも低くなり勝であるが,それでも尚一般に高率を示している。ここでは紙数の都合により詳細なる文献の紹介は省略することとする。
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