公衆衞生學教室めぐり・4
京都大學醫學部—3つの研究方向
pp.240
発行日 1951年4月15日
Published Date 1951/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200829
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わが國の衞生學界の大御所,戸田正三博士が,教だんを去つてから,京大の衞生はどうなるであろうかとは,この道に關心をよせる人人にとつて興味ある問題となつていたようである。
ところで,衞生學教室の主任には,その高弟で滿州においてしゝとして研さんをはげんでいられた三浦運一教授が着任されるとともに,同じく一門の高弟で,新進氣鋭の西尾雅七博が公衆衞生の主任教授となつて,ここに陣容をあらたにし,躍進京大の研究はこれからいよいよ軌道にのろうとするのである。
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