発行日 1953年5月15日
Published Date 1953/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907293
- 有料閲覧
- 文献概要
看護という事が醫學と同じ様に重大な事であると考えられる様になつて來て,今年は東京大學内に看護學部が設立されるという事は看護學發展の上に非常に喜ばしい事です。看護學指導者の養成には是非ともそうあるべきだと痛感致します。看護婦各々の實力もすべてが向上したとは言えませんし,又地位も社會全般に於て高まつて來たという事も出來ません。
お互いに協力しなければならず,又一番の理解者である筈の醫師でもまだまだ「なに看護婦が」位に考えて居ります。但しそれは醫師と看護婦の教育程度が全全異つていたのですから仕方ありません。
Copyright © 1953, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.