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最新の文獻—疫學
早川
,
辻
,
澤田
pp.163-167
発行日 1946年11月25日
Published Date 1946/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200070
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(Ⅰ)食品の微生物學的檢査に就て
近時冷凍食糧品の利用が盛になつたにつれ,以下之に關する檢査法を記述する。
冷凍食晶の檢査に當り先づ心得ねばならぬことは,一般に冷凍温度-10°F(-23℃)に食品が保存せらるる場合,6ケ月間に細菌數は半減し,1年では75%減少することである。斯るが故に冷凍食品の細菌數が多いいと言ふことは非衞生的な處理をされたと言ふことを示すものではあるが,逆に細菌數が少いからと言ふで必しも保存條件がよいと言ふ理由のものでもない。
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