研究と資料
小兒日本腦炎の臨床所見
森重 靜夫
1,2
1東京都立駒込病院
2東京都立駒込病院小兒科
pp.219-225
発行日 1949年2月25日
Published Date 1949/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200425
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日本腦炎の大流行は昭和10年以來見られなかつたが,本年7月中旬發生せるものに引き續いて日を追うてその數を増し大流行となった。而して現在に於ても尚1日數名の患者發生があるが,罹患者の大部分は小兒で,5,6歳を中心として最も多く,日本腦炎は正に小兒期に於ける重要なる急性傳染病の一つとして重視せられるべきものである。
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