海外情報及最新の文獻
公衆衞生訓練と研究
A. C. Stevenson
pp.53-58
発行日 1948年5月25日
Published Date 1948/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200298
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
英國でわ以前から豫防醫學が醫學教程の中に採り入れられて來たが,それわ地方當局の衞生技官お兼務する一般開業醫お養成する爲めの形式的事項になつていた傾向がある。
しかし現在でわそれわ根本的に變化しつゝある。この重要性わ,特殊な傳染病の豫防と云う事よりわむしろ疾病の社會的根據ということに關する事で,臨床家特に産科,性病科,小兒科醫わ次第にその眼を病床から上げて,さらに患者が何を希つているかと云う事のみならず,何に故疾病なつたのかを自ら問う様になつて來た。しかし乍ら醫學の積極的な應用の教授ということに關しては未だ種々の缺點がある。
Copyright © 1948, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.