特集 第1囘公衆衞生學會研究發表
第2日目
研究發表
47)昭和16年より昭和22年迄7年間の東京小兒科外來に於けるツベルクリン反應陽性率及び結核症發病率の推移に就いて
齋藤 文雄
1
,
宮崎 叶
1
,
平井 信義
1
,
堀江 邦人
1
,
三浦 みさを
1
,
高橋 久子
1
1愛育研究所
pp.46
発行日 1947年12月25日
Published Date 1947/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401200228
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表題の期間中に當研究所附屬小兒科外來を訪れた滿14歳以下の乳幼小兒13099名に就き,ツベルクリン反應陽性率及び結核症發病率を檢し,別表の如き結果を得た。6歳以下,殊に0-1歳,1-2歳では,兩率とも昭和22年を除き増加して居るが,統計的に有意と認め得なかつた。昭和22年の減少に就ては別に考察を加へた。發病者の病型も戰爭の推移に伴ふ變化は認められなかつた。
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