フォーラム
医療観察法で処遇された者の社会復帰の現状―保健所のアンケート調査から
辻本 哲士
1
,
角野 文彦
2
,
村田 浩
3
,
中原 由美
4
,
椙本 まどか
2
,
黒橋 真奈美
2
1滋賀県立精神保健福祉センター
2滋賀県健康福祉部
3大牟田保養院
4福岡県嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所
pp.931-934
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102889
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目的
平成17(2005)年7月に「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」(以下,医療観察法)が施行され,その中で病状の改善,行為の再発防止,社会復帰の促進が明確化された.地域精神保健の中核を担う保健所の役割は大きく,身近な医療福祉サービスを実施するための自治体の責任・関与が求められている.今回,法施行後,全国の保健所がかかわった医療観察対象者についてのアンケート結果を報告する.
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