予防と臨床のはざまで
さんぽ会5月月例会「生活習慣病対策2013~特保第2期のフォーカス」
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.782
発行日 2013年9月15日
Published Date 2013/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102849
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様々な学会・研究会・シンポジウムなどで取り上げられている特定保健指導第1期の振り返り・第2期への移行ですが,多職種産業保健スタッフの研究会である「さんぽ会」(http://sanpokai.umin.jp/)でも,ほぼ年1回のペースで定点観測的にこのテーマを取り上げ,現場的な議論を行ってきました.5月23日に「生活習慣病対策2013―特保第2期のフォーカス」と題して月例会を行い,最近では最大の113名の参加がありました.
本年4月12日に厚生労働省保険局から「特定健康診査・特定保健指導の円滑な実施に向けた手引き」がアップされ,各健保や保健指導機関でも独自に第1期の振り返りが行われ,その課題に基づいた第2期のフォーカスが絞られつつあると思います.今回の月例会では,議論に時間を割くことを目標に,コーディネーター代表の福田から20分程度の話題提供・状況整理を行い,その後100分を「朝まで生テレビ」方式ですべてディスカッションにあてる,という大胆なプログラムを考えました.
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