特集 スクリーニング―その進化と課題
新しい胃がん検診方式の導入に向けた課題と展望
濱島 ちさと
1
1国立がん研究センターがん予防・検診研究センター検診評価研究室
pp.862-865
発行日 2012年11月15日
Published Date 2012/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102578
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胃がんは,わが国における罹患数が116,911人(2006年推定数),死亡数が50,136人(2010年確定数)であり,罹患数では第1位,死亡数では肺がんに次いで2番目に多いがんである1).このため,現在でもなお,予防対策として胃がん検診は重要な役割を果たしている.しかしながら,新たな方法として内視鏡検診やハイリスク集約型検診が期待されている.
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