今月の主題 内科医が知っておくべき がん治療
コモンキャンサーズ 最新情報
【胃がん】
胃がん検診の方法,効果と問題点
飯沼 元
1
,
濱島 ちさと
2
,
斎藤 博
3
1国立がんセンターがん予防・検診研究センター検診部
2国立がんセンターがん予防・検診研究センター情報研究部
3国立がんセンターがん予防・検診研究センター検診技術開発部
pp.1941-1943
発行日 2005年11月10日
Published Date 2005/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402100348
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ポイント
胃がん検診方法として,有効性と不利益に関する評価から推奨される方法は胃X線検査(特に間接撮影)であり,死亡率減少効果が証明されている唯一の方法でもある.しかし検診実施機関の間における精度管理の差はきわめて大きく,受診者数の増加のため全国レベルでの標準的かつ効果的なシステム構築が今後の課題と考えられる.
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.