予防と臨床のはざまで
ミシガン大学Graduate Summer Session in Epidemiology 2011参加記~その2
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.902
発行日 2011年11月15日
Published Date 2011/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102274
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前回に続いてミシガン大学の疫学セミナー,今回は1週目の午後に選択した“Successful scientific writing”について報告します.講師は,Paul Z. Siegel医師(米国CDC).このコースの目的は「くまのプーさんにわかるように」書くこと.日本語で言うとさしずめ,「サルでもわかる論文の書き方」でしょうか.
1日目は,Abstractの書き方から.まず,論文リジェクトの理由は3つ.①新しい知見がない,②説明が悪い,③Abstractが悪い.したがって,Abstractは重要で,何が「新しくて(new)」「役立つか(useful)」を強調することが重要と述べられました.
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