予防と臨床のはざまで
ミシガン大学Graduate Summer Session in Epidemiology 2011参加記~その1
福田 洋
1
1順天堂大学医学部総合診療科
pp.811
発行日 2011年10月15日
Published Date 2011/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401102248
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以前も本欄で取り上げたことがある,米国ミシガン大学公衆衛生大学院(SPH)の社会人向け疫学セミナーGSS(Graduate Summer Session in Epidemiology)についてご紹介したいと思います.夏休み期間に行われる疫学研修プログラムは,名門Johns Hopkins大学やHarvard大学にもありますが,同プログラムは今年で46回目を迎える全米で最も古い伝統あるもので,今年も世界中から290人が参加.内訳は医師だけでなく,疫学者,看護師・保健師,薬剤師,衛生管理者,政府関係者,修士課程の学生と,本当に様々です(http://www.sph.umich.edu/epid/GSS/index.html).
この疫学セミナーには,Certification Programがありますが,修了には12単位以上の取得が必要です.初年度に受講するBasic Epidemiology(基礎疫学)3単位,Basic Biostatistics(基礎統計学)3単位に加えて,Data Management(SASの使い方)1単位と,Intermediate and Advanced Methods and Biostatistics(中級+上級),Public Health Practice and Applied Research(実践と応用)およびSpecific Epidemiology(各論)を含む各分野から合計5単位以上選択します.
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