Update`13
IDATEN Summer seminar 2013 福知山顛末記
石野 秀岳
1,2
1伊根診療所
2京都府立医科大学附属北部医療センター地域医療学
pp.897
発行日 2013年10月15日
Published Date 2013/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414103007
- 有料閲覧
- 文献概要
「また仕事を引き受けて来たの!!?」呆れ顔でうちのかみさんがつぶやいたのが2012年の年末.福知山で日本感染症教育研究会(IDATEN)の夏セミナー開催が決定し,そのスタッフとなったと言った時のことでした.
IDATENは,2005年に臨床感染症診療と教育の普及,確立,発展を理念として発足し,年2回合宿セミナーを開催しています.2013年7月26日から3日間にわたる講義では全国から医学生を含む88名の参加者と,21名の日本を代表する感染症臨床医との真剣勝負が繰り広げられ,予防接種入門から超緊急疾患までカバーする熱気あふれるセミナーとなりました(詳細はIDATENのHP,福知山IDATENブログ参照).印象的だったのは,講義の内容が教科書的な原則論に終わることなく,日常業務での実地臨床に沿っていたこと.もちろん講師の経験(これだけでも十分に豊富なのですが…)だけではなく最先端のエビデンスを取り入れた講義が繰り広げられ,半年以内にpublishされた最新の知見もどんどん出てきて,知的好奇心をとても刺激されました.
Copyright © 2013, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.