特集 現場が求める保健師教育
地域で求められる保健師活動―自治体におけるこどもの地域支援活動
新堀 嘉代子
1,2
1横浜市都筑区地域振興課
2元こども家庭支援課
pp.580-583
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101844
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横浜市都筑区は,平成6年の再編により誕生し,平成21年に区政15周年を迎えた.横浜市の中でも平均年齢38.3歳と最も若く,15歳未満の年少人口比率が高い特徴がある(図1).従来から子育て支援を区の重点施策として取り組んでいる.乳幼児から学齢期,青少年期(18歳未満)までの福祉,保健,教育等の総合的・一貫した支援体制を構築するため,平成21年度こども家庭支援課に学校支援・連携担当を設置し,組織機構の体制を強化した.
本稿では,平成21年度に策定した「都筑区こども・青少年育成計画」を紹介し,子育て支援に関わる保健師の役割について述べる.
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