フォーラム
訪問看護ステーションにおける衛生材料・医療機器・医薬品の管理
石川 陽子
1
,
金子 仁子
2
,
上野 まり
3
,
吉岡 洋治
4
,
中村 順子
5
,
宮本 郁子
6
,
柏木 聖代
4
,
佐藤 寧子
2
,
野末 聖香
2
1首都大学東京健康福祉学部
2慶應義塾大学看護医療学部
3神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部
4筑波大学大学院人間総合科学研究科
5日本赤十字秋田短期大学看護学科
6秋田大学医学部保健学科
pp.594-599
発行日 2008年7月15日
Published Date 2008/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401101370
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
平成18年度診療報酬・介護報酬同時改定では,在宅医療の推進が,焦点のひとつであった.特に終末期医療については,最期の時を住み慣れた地域で家族と共に迎えたい,という人々のニーズに応える制度づくりへの一歩を踏み出したと言える.そのひとつが,在宅療養支援診療所の創設であり,開業医の在宅医療参入へのインセンティブとなる報酬体系がつくられた.
一方,訪問看護ステーションについては,連携先の訪問看護指示書交付医が在宅療養支援診療所の医師である場合には,医療保険においてやや高い報酬が設定されたものの,訪問看護ステーションの経営は厳しく,さらに訪問看護の推進力となる制度設計は今後の課題と言える.
Copyright © 2008, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.