特集 がん対策・2
発がんリスクの評価と今後の対策
1.微生物感染による発がんのリスクと対策
神田 忠仁
1
,
森 清一郎
1
1国立感染症研究所・病原体ゲノム解析研究センター
pp.113-116
発行日 2007年2月15日
Published Date 2007/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100740
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子宮頸がん,肝臓がん,胃がん,成人T細胞白血病等は,ウイルスや細菌の持続感染が原因となる.感染発がんは,原因となる微生物感染の予防や感染した微生物の排除で,発がんリスクを低減できる.感染予防ワクチンの開発や感染経路の遮断が試みられている.
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