特集 子どもを守る
「乳児死亡率ゼロ」から「子どもを守る」まで
加藤 則子
1
1国立保健医療科学院研修企画部
pp.578-583
発行日 2006年8月1日
Published Date 2006/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100614
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現在わが国で子どもが安全に産み育てられているかということは,その切り口により様々な議論があろう.乳児死亡率が世界最低であることは評価されることであるが,一方で小児医療の供給は多くの問題をはらみ,子どもの犯罪被害が多発する状況をかんがみると,子どもが十分に守られているとは言いがたい.本稿ではこれらの現状について概観し,子どもの健やかな成長のあり方を見直してゆきたい.
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