連載 「PRECEDE-PROCEEDモデル」の道しるべ・13
NPO法人ウェルビーイングが進めるMIDORIモデルの展開
壺井 一彰
1
,
中村 譲治
1
,
岩井 梢
1
1NPO法人ウェルビーイング
pp.318-324
発行日 2005年4月1日
Published Date 2005/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401100073
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NPO法人ウェルビーイングでは,これまでにPRECEDE-PROCEEDモデルを利用して数多くの市町村支援を行ってきた.支援の内容は,健康日本21地方計画,エンゼルプラン,障害者プラン,糖尿病予防教室の見直し,健やか親子21計画,痴呆予防計画,乳歯ウしょく対策,歯周病予防対策,母子保健計画,次世代育成支援行動計画,介護予防計画,まちづくり計画などである1).
これらの経験を通して,当法人は日本の現状に即したヘルスプロモーションの展開や住民参加を実現するMIDORIモデルとして工夫し,形を整えてきた.
本稿では健康日本21地方計画の策定と推進を例に,当法人が進めるPRECEDE-PROCEEDモデル(以下MIDORIモデル)の展開の最もスタンダードな手順と,開発してきたツールを紹介する.
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